良くない手札のトランプゲームのように…
家族の問題は重要度の高い問題であると捉えられているにもかかわらず、
解決することができない悩みとして捉えられがちです。
その理由は、
わたしたちは、親やパートナーや子どものこと、
誰一人として変えるなんてできない、ということを
感じているからなのでしょう。
ですから、いったん家族のことで悩み始めると、
目の前に大きな壁が立ちはだかっているかのように感じてしまって
途方に暮れてしまうのかもしれません。
わたしも17年前、
まるでトランプで良くない手札が配られてしまった時のように人生を諦めて、
ゲームが終わるのをただ待っているみたいな、
そんな日々を送ったことがあります。
その時、息子の幼稚園のママが
「ねえ、何かさー頑張りすぎてない?大丈夫?」
と、声をかけてくれました。
本当に思い切って言葉にしてくれたんだと思います。
ありがたいことでした。
あやういところでわたしは救われました。
当時、わたしは31才で人生を諦めようとしていたのです。
前夫とのコミュニケーションが上手くいかなくなってしまって
言葉が出てこなくなってしまった時でした。
お腹の中に石がいっぱいつまったみたいですごく苦しいのに、
誰にも相談できなくて、泣くこともできない。
いつも鏡に向かって笑顔を作りました。
こどもを乗せた幼稚園バスを見送った後、
「がんばりすぎちゃダメだよ。」って同じクラスのママが言葉をかけてくれて、
その瞬間にわたしの目から涙がボロボロ溢れて、
それを見て一緒に泣いてくれました。
何にも話したことが無かったのに…。
「一緒に泣いてくれてありがとう。」って言ったら
「ゆうちゃん、がんばりすぎちゃダメだよ。」って笑顔を向けてくれました。
その後もわたしの人生には良くない手札ばかりと思えるような出来事が何度かありましたが、もう二度と人生をあきらめるようなことはしませんでした。
必ず解決することができる方法を見つけたからです。
人は誰でも「考え方」を変えることは難しいのですが、
「知覚の状態」を転換することは可能です。
「知覚の状態」を転換することができれば現実を変えていくことができるようになります。
それが分かってから、わたしは「悩まない」人になり、
「悩み」を抱えこまずにすむようになりました。
誰にも相談できず、ひとりで悩みを抱えているというのは
とても苦しいことです。
どうか、必要としている方の心に【根っこのこどもたち】の発信する情報が届きますように。
「禍福は糾える縄の如し」
本当にそうなのだなと思います。
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