愛をうけとること。。。
《 トークライブお客様の声》
ゆうこさんと初めてお会いしたときの、ゆうこさんのまわりにある独特の空気感、お話しをしているときの、ふわっとやわらかく美しくて、芯のあるゆうこさんの言葉遣いが忘れられず、ゆうこさんがトークショーを開かれていることを知ってから、ずうっとずっと気になっていました。
やっとお話しを伺うことができて、あんなに自分の心が開いて、すうっとゆうこさんの言葉が入ってきて、そうしてすとんと心から納得したら、自分でもびっくりするくらい沢山のたくさんの涙があふれてきました。本当にとめられなくて・・・でも流させていただいた涙の分、洗い流されるようにすがすがしい気持ちも一緒に受け取ることができました。
12年前、初めての子育てで、ずっと憧れていた「お母さん」になった私は、いつまでも泣き止まない赤ちゃんを抱いて、「こんなはずじゃなかった」って何度泣いたことでしょう。
もっと美味しいお料理ができたらいいお母さんになれるかな、お掃除がちゃんとできないからいけないのかな、もっと笑顔でいなくっちゃいけないかな・・・今の自分じゃなくなって、「いいお母さん」にならないといけないって、いつも頑張っていたように思います。
彼の初めては、みんな私の初めてで、そうやって一緒に大きくなってきました。
そんな彼も今年、中学生。「ママ、ママ」って私の半径一メートル以上離れなかった彼は、少しずつそして着実に彼の世界を広げていって、そうしていつの間にか「ママ」としての私の役割の終わりが私にも、そして彼にもはっきり見えてくるようになりました。
「子どもは預かりもの・・・」頭ではそう分かっているつもりでしたが、彼が離れていってしまうことが、こんなに身を裂かれるようにつらい気持ちに自分をさせるなんて・・・そんな寂しい気持ちをどんな風に消化したらいいのかな、自分は子離れ、ちゃんとできるのかな・・・最近は本当にそればかりを考えていました。
「子ども達は、お母さんを幸せにする手助けをするために来てくれている。こどもたちが差し出してくれているものをちゃんと受け取ることができると、こどもたちは安心して子ども時代を終えることができるのよ。ありがとうって受け取るのよ」というゆう子さんの言葉が本当に心に染み入りました。
そうしてゆうこさんのメッセージは、ずうっと子ども達が私に伝えてくれていたものだって思い出しました。「ここにいるものは、みんな必要だからいるんだよ、ここにいていいんだよ」ってまっすぐ全てを認めることを教えてくれる長男、世界は本当に美しいところだって、面白いところだって教えてくれる次男、まっすぐに大好きって伝えられることがどんなにかわいくてステキなことか教えてくれる三男、そうしてもっともっと自由になれるよって教えてくれる長女・・・
「こうなったら・・・なのに」っていつも空回りして頑張っている私のすぐ隣で、「何だっていいんだよ、何かしなくてもいいよ、大好きだよ」って、丸ごとを許すことを、子ども達は身をもって示してくれているんだって、最初からすっかり許されていたんだって、そう思い出したら、また泣けて、泣けて・・・ああ、私は愛されているんだなって・・・彼らの愛をうけとることが私の役割なんだって、そんな当たり前の大事なことを、思い出したのでした。
「思春期を終えて、ちゃんと『自分になった』子どもとの関係は、それまでの関係よりも100倍楽しいよ。離れていても、連絡しなくたって、いつだってお互いの幸せを祈っているんだよ」って、まっすぐにニコニコ話されるゆうこさんとお話ししているうちに、おそるおそる見ないようにしていた、子離れを終えた自分の未来が、何だか少し楽しみな気がしてきました。
そのために、しばらく自分のところから離れてしまうだろう彼を静かに見守るのも悪くないかなって。毎日いっぱい話しかけてくれる子ども達のことばに、じっくりと耳を傾けて、彼らに教えてもらいながら、たすけてもらいながらいけばきっと大丈夫かなって。
ゆうこさんが耳を傾けてくださったから、何でも話して大丈夫っていうそういう安心感を、あの場の空気に感じられたから、自分の本当の気持ちと向き合うことができました。ゆうこさん、そして参加者のみなさま、本当にありがとうございました。
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素敵な言葉の贈り物をありがとうございます。
ご長男が親離れの時期に差し掛かったママの心情。
感じることがいっぱいでした。
溢れるほどの感謝をこめて 。 もりやゆうこ
もりやゆうこ【子育て相談室 根っこのこどもたち】
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