思春期の男の子に口を開けば小言ばかりのお父さん…
シルバーウィークの前日に長男が松本に帰省し、
春休み以来久しぶりに家族4人の休日を過ごした時のことを
Facebookに投稿したことがあります。
枝もたわわに実ったぶどう棚が広がる山辺でのおやつ後、
思いついてそのまま高ボッチ高原へ出かけてしまい上着が無くてすごーく寒かったこと。
翌日は絶景の露天風呂と、アルプス眺望が素晴らしい旅館のお風呂で
露天ジャグジー風呂やリゾートホテルのような庭園風呂を貸し切り状態で満喫できたこと。
そんなことを書きました。
でも何といっても、その時の帰省は本当にサプライズだったのです!
「パパの誕生日だから、バイトの休み取ったんだ。」って、
息子は帰ってきたんです。
ふたりの間には目に見えない絆ができていたんだ!という驚きでした。
わたしの知らないところで。
二人が出会ったのは今から15年前、息子が5才の時でした。(再婚したのは11才の時です。)
夫は子どもが苦手。口が悪くて不器用なのは今も相変わらずです。
『バケモノの子』の熊徹さんみたい。
でも、まったく陰日向のない人だから、
夫と息子が二人で丁寧に積み重ねた末にできた信頼なのかなー。
息子の思春期の頃は大変でした。
夫は口を開けば小言ばかりでしたから。
どうやら口下手なお父さんが男の子と話をしようとすると、小言ばかりになってしまうようです。
そんな頃、夫の母がこっそり息子の部屋を訪れて
「わがままで何でも口に出して言っちゃうけど、悪い子じゃないからパパのこと嫌いにならないであげてね。」と言ってくれたと、後から息子から聞きました。
(息子をいつも大切にしてくれる姑の優しい親心に、心から感謝です。)
まさに『お父さんのお小言』というテーマで、個別コンサルティングのご相談をお受けしました。
目の前にドーンと灰色のコンクリートの壁が立ちはだかっているような感じでコンサルティングは始まりました。―中学生の息子さんに対して、試験の度にお父さんから厳しいお小言があり、息子さんも辛いし傍で聞いているお母さんも本当に辛くて身体の調子も悪くなってしまって、いったいどうしたら良いのでしょう…?―
でも、90分経過後に相談者様から「不思議です。大変な悩み事だと思っていたことが、今ではこんなに小さなこと、しかも一時的な問題だと自然に思えています。すごくすっきりして、気持ちがとても楽になりました!!」とのお言葉を聞くことができました!ご感想の掲載のOKをいただきましたのでご紹介します。
「とても大きい悩み事だと思っていたいたことが、実は小さなことだと気づかせてもらいました。今、少しふんばらないといけない時期ですが、こども達としっかり向き合い、主人とも頑張らない(しんどくならない)程度に向き合い、一緒に前を向きたいと思いました。気持ちがとても温かくなりました。本当にありがとうございました。主人から聞こえる表面の言葉を、(真意に)変換して受け止められるよう努力しようと思います。変換するのは、
お帰りの時は力強い笑顔で輝いていらっしゃいました。
あなたが自然に溢れてくる笑顔で光輝くこと、
それが根っこのこどもたちの願いです。
子育て相談室 根っこのこどもたちでは個別コンサルティングのご予約を承っております。
11月、12月のご予約可能日
11月16日(9時~13時)
11月17日(9時~13時)
12月8日(9時~15時)
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もりやゆうこ【子育て相談室 根っこのこどもたち】